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『佛教大学総合研究所紀要別冊 京都における日本近代文学の生成と展開』2008年12月、105-122 [要旨] 梶井基次郎の「檸檬」を題材とし、身体と空間と心との取り結ぶ関係を、小説の言葉がどのように捉えたのかを考察した。街の上をさまよう青年を描く小説に…
米村みゆき編『ジブリの森へ──高畑勲・宮崎駿を読む──』共著,2003年12月,森話社,pp.56-81,他共著者7名 [rakuten:book:11219077:image] [紹介] 宮崎駿のアニメーション映画を、〈城〉の表象に注目しながら横断的に分析した。『未来少年コナン』から『千…
『〈翻訳〉の圏域』筑波大学文化批評研究会編集・発行、2004年2月、pp.227-243 [紹介] 本論文は、『吾輩の見たる亜米利加』(保坂帰一著、1913-4)というある日系移民が書いた小説を分析することを通じて、一世たちの日本語文学の位置・意味を考えることを…
2002年の刊行以来ご好評をいただいている(自分で言うな)『〈自己表象〉の文学史――自分を書く小説の登場』の第三版が刊行されます。 第三版のポイントは、 私小説研究文献目録が最新の状況にアップデートされた ソフトカバーになった 定価が 2900円+税 に…
『文学』第9巻第5号、2008年9月、pp.75-87 [要旨] 久米正雄、松岡譲、漱石の長女筆子の間で起こった恋愛事件を破船事件という。この名前の元となった久米正雄の失恋小説「破船」、およびそれを松岡側の視点から描いた「憂鬱な愛人」を検討の対象としつつ、…
『佛教大学総合研究所紀要』第14号,2007年3月,pp.21-33 文学テクストの分析によってしかわからない土地の風景を、また逆に、土地を読むことによって新たに浮かび上がる文学テクストの姿を、追求してみようとした試みの一つである。具体的には、菊池寛「身…
筑波大学文化批評研究会 編 (著者代表:名波弘彰・荒木正純、編者:内田康、中根隆行、波潟剛、日比嘉高、李志炯) 花書院 2008年2月23日 発行 定価 2200円 ISBN 978-4-903554-27-3 以下の論文を寄せています。 移植樹のダンス――翁久允と「移民地文芸」論 p…
『国文学 解釈と教材の研究』第46巻第1号、2001年1月、pp.118-125 [紹介] 夏目漱石「野分」の登場人物白井道也が展開する『人格論』は、漱石自身の思想と重ねて考えられることが多い。これに対し、同時代の〈人格〉をめぐる言説の水準と照らし合わせること…
『国文学 解釈と教材の研究』第47巻第9号、2002年7月、pp.31-35、7月臨時増刊号・特集「発禁・近代文学誌」のち国文学編集部編『発禁・近代文学誌』共著,2002年11月,学燈社,pp.31-35,他共著者36名(臨時増刊号の書籍版) [紹介] 「モデル問題」は実在…
『国文学 解釈と鑑賞』別冊,2004年2月,至文堂,pp.128-137,他共著者22名 [紹介] 堀辰雄の文学と1930年前後の私小説をめぐる言説との関係を考察した。堀文学は私小説とは異質のものとされることが多いが、実際にはもう少し複雑な交渉を取り結んでいた。…
Yoshitaka Hibi. in PAJLS (Proceedings of the Association for Japanese Literary Studies), vol.19, 2019: 14-25. (published in 2021) アメリカ日本文学会の予稿集に掲載された論文です。戦前外地の書物ネットワークに、日本の大学改革の話が接続すると…
『日本語と日本文学』第24号、1997年2月、pp.12-26 [紹介] 横光利一の小説「機械」が、同時代の文化現象としての〈機械主義〉とどのような相関をもっていたのかを明らかにする。文学のみでなく、板垣鷹穂の美術論や写真・絵画テキストも視野に入れ、機械に…
『文学研究論集』第14号、1997年3月、pp.67-90 [紹介] 日露戦後、作家自身が作中人物として登場する小説が増える。こうした事態が起こった経緯を、田山花袋「蒲団」に対する発表当時の読解のようす、作家たちの自己表象への認識などから追究し、小説ジャン…
『文学研究論集』第15号、1998年3月、pp.77-95 [紹介] 現在われわれが普通に用いる、「この小説のモデルになった人」などといういい方は、どのようにしてできたか。文芸用語としての「モデル」の社会的な流通の1パターンを、明治30年代の出版社兼文学集団…
2000年度筑波大学比較・理論文学会大会,筑波大学,2001年3月5日 [学会発表要旨]
『美術展覧会と近代観衆の形成について』(平成11-13年度科学研究費補助金(萌芽的研究)研究成果報告書、研究代表者 五十殿利治、課題番号11871009)、2002年3月、pp.23-36 [紹介] 文部省美術展覧会(文展)の観衆を、文学資料──小説・文芸雑誌の記事・川…
飯田祐子、日高佳紀、日比嘉高編、双文社出版、2010年3月31日、全202頁 文学で考える“仕事”の百年作者: 飯田祐子,日比嘉高,日高佳紀出版社/メーカー: 双文社出版発売日: 2010/04メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 19回この商品を含むブログ (2件) を見る…
西田谷洋・浜田秀・日高佳紀・日比嘉高 共著、和泉書院、2010年4月、全108頁 [rakuten:book:13653883:detail]数年来やっていた物語論についての研究会の「報告書」のような位置づけ。認知と物語論をつなぐのは、思った以上に難航しました。とにかく、なんと…
『名古屋大学文学部研究論集』57、2011年3月31日、pp.125-147 A Dilemma of Realism: SHIMAZAKI TOSON and "Model Problems" 藤村の「旧主人」から「新生」までの軌跡を追いながら、写実小説の登場と私的領域の描出との葛藤のさまを考察した。
『日本語と日本文学』第26号、1998年2月、pp.21-33 [紹介] 一人の作家の「イメージ」がどのように形成されたのか、永井荷風を例にとって考える。アメリカ・フランスでの生活を終え明治41年に帰国した荷風は、当初は無名の青年作家だった。その荷風が自然主…
佛教大学総合研究所基礎研究「京都における日本近代文学の生成と展開」第八回研究会(於 佛教大学)
『文学研究論集』第27号,2009年2月,pp.219-238 [要旨] 本論文は、ハワイ生まれの二世作家中島直人を再評価しようと試みたものである。中島は、ハワイの日本人学校と公立学校で教育を受け、その途中で日本へ渡日している。その後早稲田大を中退し、小説を…
西田谷洋・浜田秀編、ひつじ書房、2012年9月7日、97頁、担当「小説とスキーマをめぐるスケッチ――デフォルト値、推論、ヘッダー」pp.21-35 西田谷さん、浜田さんたちと作った認知物語論系の二冊目の共著。物語論についての理論的な考察を行った小論を書いた。…
『太宰治研究』21、和泉書院、2013年6月19日、pp.125-131 「作品論」をせよ、という編集部からの指示によって書いたが、評論を対象にした「作品論」がとはなんぞや、ということに思い悩み、そして枚数も少ないので、〈論文〉ではなく〈その他〉とカテゴライ…
日比嘉高編、三弥井書店、2021年7月、254頁、他共著者11名 編著が出ました。昨年(2020年)12月に名古屋大学国語国文学で行ったシンポジウム「疫病と日本文学」をもとに、名古屋大関係者12名があつまって刊行した論文集です。2020年に始まった新型コロナウイ…
木越治・勝又基編『怪異を読む・書く』国書刊行会、2018年11月所収、pp.443-461 (要旨)この論考は、米国日系移民の日本語文学を主な検討の対象としながら、亡霊と記憶と文学をめぐって考えたものである。分析の対象とする作品は、戦後の米国日系人が刊行し…
『名古屋大学文学部研究論集 文学』62、2016年3月31日、pp.245-253 後日、名古屋大学のリポジトリで全文が公開の予定です。[要旨] この論文では、田村俊子の短編小説「侮蔑」を取り上げ、オリンピックが日系二世たちにどのような受け取られ方をしたのか、…
『JunCture 超域的日本文化研究』第7号、2016年3月28日、pp.58-67 本誌掲載の日比の著者紹介において、所属が一橋大学となっていますが、名古屋大学大学院文学研究科の間違いです。変わりありません。また、同じ紹介で「戦前外地の書物流通(1)」とある後ろに…
『文献継承』金沢文圃閣、第28号、2016年4月、pp.4-7 連載状態で書かせてもらっている「外地書店を追いかける」シリーズの6です。副題のとおり、台湾日日新報社が、台湾の書籍商組合を攻撃していた事件について、記述しております。マニアックですいません…
河原典史・日比嘉高編、クロスカルチャー出版、2016年2月15日、420頁 本研究は、マイグレーション研究会の共同研究としてスタートし、立命館大学国際言語文化研究所「メディアと日系人の生活研究会」として重点研究の指定を受け(2013-2014)たものである。…