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日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

外地書店を追いかける(7) 台湾書籍雑誌商組合のこと

『文献継承』第29号、2016年10月、pp.4-6 今回の内容はこんな感じです(冒頭より) 内地と外地を結んだネットワークを考える際に、一つの重要なアクターとなるのが、外地の小売書店の業界団体である書籍雑誌商組合である。書店組合は、当該地の小売書店の利…

(告知)「日本の国立大学を取り巻く現状と論点-分断・グローバル化・「新自由主義」」

7月16日(土)は、以下の学会に参加し、報告を行います。 東アジア学会第69回定例研究会のご案内第69回定例研究会を以下の内容で開催することになりました。 皆様ぜひ御出席ください。 日時:2016年7月16日(土)14時00分から17時30分 会場:西南学院大学学術…

外地書店を追いかける(6) 台湾日日新報社の台湾書籍商組合攻撃

『文献継承』金沢文圃閣、第28号、2016年4月、pp.4-7 連載状態で書かせてもらっている「外地書店を追いかける」シリーズの6です。副題のとおり、台湾日日新報社が、台湾の書籍商組合を攻撃していた事件について、記述しております。マニアックですいません…

踏みとどまること、つなぐこと──人文社会科学の意義と可能性

『高知人文社会科学研究』第3号、2016年3月20日、pp.55-66 2015年11月8日に行われた高知大学人文社会科学部キックオフ・シンポジウム「高知から考える人文社会科学の可能性」(会場・高新RKCホール)での、同名の講演を収録したものです。内容は以下から…

誰が立ち上がるのか、誰と立ち上がるのか――反安保と愛国

誰が立ち上がるのか、誰と立ち上がるのか 国会前に行った。 たくさんの人たちがいた。連れ立ってきている年配の人たち。友達と来ている若い子たち。幟を立てたさまざまな団体。憲法学者たちの幟もあった。一人で来ている人たち。小さな子連れの家族。西洋人…

著作権を考える 「死蔵」より公有化へ

本日(3月27日)の中日新聞夕刊にコラムを書かせてもらいました。内容は著作権の保護期間延長に反対! というものであります。(11面) http://t.co/bh4C8a5DXc— 日比嘉高 (@yshibi) 2015, 3月 27

書評「西田谷洋著『テクストの修辞学』」

『週刊 読書人』2015年1月2日、第3071号、9面 西田谷洋さんの新著の書評を書かせていただきました。さわりを少し引用します。「全体を通してやはりもっとも多くの読者が関心を持つ章は、冒頭の「認知物語論の動向」であるに違いない。もともとはブックガイド…

国際査読誌『跨境 日本語文学研究』の創刊、および少々の展望

『跨境』の日本における委託販売先である笠間書院の広報誌、『リポート笠間』57号に書かせてもらいました。どんな雑誌なのか、そして創刊の過程で考えたこと、展望などを書いています。全文は以下で読めます。よろしければご高覧を。 http://kasamashoin.jp/…

講演「跨境する文学たち——移民・語圏・トランスナショナル——」

白百合女子大学言語・文学研究センター主催講演会、2014年11月14日(金)14時40分〜16時10分 言語・文学研究センター主催講演会 「跨境する文学たち——移民・語圏・トランスナショナル——」のご案内言語・文学研究センターでは、『ジャパニーズ・アメリカ 移民…

[書評]ジュンパ・ラヒリ「低地」(小川高義訳) 米国とインドを跨境する家族の物語

『文學界』第68巻11号、2014年11月号(10月7日発売)、pp.284-285 ちょっと私としては珍しい媒体に書かせてもらいました。

外地書店を追いかける

『文献継承』第22号〜、2013年4月〜 去年から、金沢文圃閣の田川さんのご厚意で、同閣が出している『文献継承』という冊子に、「外地書店を追いかける」という記事を連続で書かせてもらっている。既発表分は以下の通り。 外地書店を追いかける――台湾・新高堂…

シンポジウム「謎の自分に接近していく詩」

『現代詩手帖』第57巻第3号、2014年3月1日、出席者:駱英、田中庸介、阿部公彦、日比嘉高、竹内新、田原(司会)、pp.104-112 中国の現代詩人、駱英さんの三冊目の日本語訳詩集『第九夜』(思潮社、訳・竹内新)をめぐるシンポジウムに参加する機会がありま…

「諸君の位置」、作品論の位置――付 シラー「地球の分配」(小栗孝則訳)

『太宰治研究』21、和泉書院、2013年6月19日、pp.125-131 「作品論」をせよ、という編集部からの指示によって書いたが、評論を対象にした「作品論」がとはなんぞや、ということに思い悩み、そして枚数も少ないので、〈論文〉ではなく〈その他〉とカテゴライ…

講演「旅居日本的外国人作家」

3月8日に復旦大学で講演をしてきます。その前後数日は戦前の外地書店についての現地踏査をします。内容は最近関心を持っている、現代日本の日本語作家論です。この記事を書いているのは3月4日ですが、分析の対象とする予定だった田原さんご本人がくることに…

[講演]プライバシー権をめぐる文学者と法学者の対話――三島由紀夫『宴のあと』裁判、柳 美里『石に泳ぐ魚』裁判を題材に――

国士舘大学 楓門祭法学部企画 法学部主催講演会 日時:2011年11月2日(水) 13:45(開場) 14:00(開演) 場所:国士舘大学 34号館B棟301教室講演者 日比 嘉高 氏(名古屋大学大学院文学研究科准教授) コメンテーター 片山 等 氏(…

[講演]外国籍の日本語作家について――現われ・翻訳・パルタージュ――

平成23年度 同志社大学院国文学科院生部会 講演会、(於 同志社大学) 現代のトランス・ナショナル作家たちを読み解くためのポイント、と私が考える諸点についてお話をし、そのあとシリン・ネザマフィの「サラム」の分析を少ししました。同志社の院生のみな…

書店資料から読む外地の読者――『全国書籍商総覧』(1935年)を用いて

『芸術受容者の研究――観者、聴衆、観客、読者の鑑賞行動――』平成20〜22年度科学研究費助成金(基盤研究(B))研究成果報告書、課題番号20320028、研究代表者・五十殿利治、2011年3月、pp.54-60 『全国書籍商総覧』(1935年)を主に用いながら、戦前の外地にお…

講演:第二次世界大戦以前における 〈外地書店〉の展開

東国大学校(大韓民国)、2010年10月11日 韓国の「国文学科」(つまり日本から見れば韓国文学科)での初めての講演。緊張しつつ、かつ楽しみにして臨む。韓国にせよ台湾にせよ中国にせよ、その近代の歩みは、日本の植民地主義の歴史と切り離して考えられない…

日本語の〈外〉で書く――非母語話者の現代日本語文学

広島大学大学院国語文化教育学講座 前期学内研究会、講演、2010.6.5 週末は久しぶりの広島です。降り立つのは、本当に高校以来かもしれない・・・。 講演の内容はタイトルの通りですが、多和田葉子のエクソフォンとかリービ英雄とか田原とか楊逸とかの話をし…

《座談会》一人称という方法

『文学』第9巻第5号、2008年9月、pp.2-31 座談会デビュー・・・。安藤宏さんを司会に、猪狩友一さん、鈴木啓子さん、佐藤秀明さんとご一緒でした。 いろいろ非常に勉強になりましたが、初経験だけにいろいろしんどかった。蛮勇をふるって出席した結果、個人…

〈書評〉川口隆行著『原爆文学という問題領域』

『図書新聞』2882号、2008年8月16日、5面 川口さんの『原爆文学という問題領域』についての書評を『図書新聞』に書きました。ちょっと前に「勝手に書評」などと言って書いたエントリの書き直し版になっています。この前のエントリ、舌足らずなところがあって…

データ・マイニングの地平 〈書評〉荒木正純著『芥川龍之介と腸詰め』

『図書新聞』 2862号、2008年3月15日 4面 書評を書かせていただきました。出たばかりなので、さわりだけ紹介。 〔…〕 〈鼻〉をめぐる著者の「地図」は、だが、にもかかわらず面白いのだ。それは「地図」の作成法そのものに、秘密の一端があるのではないか。…

〈書評〉真銅正宏著『小説の方法――ポストモダン文学講義』

『日本文学』No.653, 2007年11月, pp.96-97 「萌(も)え」か「萌(きざ)し」か、それが問題だ。 私は思った。むろん、些末なことだ。が、著者自身ジュネットの『スイユ』を引きながらいうように、読者はパラテクストを参照しながら「読みの制度にどっぷり…

 中村三春著『係争中の主体 漱石・太宰・賢治』

書評・『日本近代文学』第75集、2006年11月15日、pp.297-300 [全文を読む]

 内藤千珠子著『帝国と暗殺──ジェンダーからみる近代日本のメディア編成』:もしくは「言説分析」とポストコロニアル批評についての自問自答

書評・『日本文学』No.635、2006年5月、pp.78-79 [全文を読む]

 秋聲と青果の「ちよつと切つても切れない」関係

研究余録、『秋聲全集』八木書店、月報40号、2004年5月 [全文を読む]

 紅野謙介著『投機としての文学──活字・懸賞・メディア──』

書評、東京大学国語国文学会、『国語と国文学』第81巻第3号、pp.68-72 [全文を読む]

 ジェイ・デイヴィット・ボルター『ライティング スペース』

紹介と展望、『国文学 解釈と教材の研究』第48巻10号、2003年8月号、pp.80-82 [全文を読む]

 囚われたる研究

雑感、文化史研究会『会報』6、2002年4月 [全文を読む]

〈会員新刊紹介と書評〉西田谷洋著『語り 寓意 イデオロギー』

新刊紹介・書評、文化史研究会『会報』4、2000年4月 [全文を読む]