日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

近代日本の身装電子年表(国立民族学博物館)


民博が「近代日本の身装電子年表」というのを公開した。いつもお世話になっているメール・マガジン、ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)に教えてもらった。岡本さんに感謝!
ARGのホームページ http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/
ARG当該号のウェブ版 http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/409.html

非常にありがたい、良質な年表である。通時的にコスチュームの変化が整理してあるという年表としての機能ももちろんありがたいが、かなり精細な画像が見られる(しかも出典がきちんと書いてある)のが、たいへんうれしい。文学作品を読むうえで、こういうビジュアル資料は非常に重要だ。授業をするときにおいて、学生も教員も、助かる。ネットで見られるから、海外の日本文学読者にとっても、とても有用だろう。
現在、第二次大戦直前までしか年表化されていないようだけど、ぜひとも戦後の分も続けてつくって欲しい。ほんとは、写真データがあると最強なんだけど、肖像権などの問題が出てきて、難しいのだろうなぁ。

年表は、以下。

近代日本の身装電子年表(国立民族学博物館
http://htq.minpaku.ac.jp/databases/mcd/nenpyou/