日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

学会発表

内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして──転移・国策・ネットワーク (研究発表)

以下の研究報告を行います。 日本出版学会2017年度第4回(通算第102回)関西部会日 時: 2017年10月21日(土)14時00分~16時00分 会 場: 奈良女子大学文学系S棟2階S227教室 奈良県奈良市北魚屋西町報告者: 日比嘉高(名古屋大学大学院人文学研究科) 「内…

お知らせ(研究報告)内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして――転移・国策・ネットワーク

以下の通り、日本出版学会関西部会での報告を予定しています。 日本出版学会2017年度第4回(通算第102回)関西部会のご案内 「内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして――転移・国策・ネットワーク」日 時: 2017年10月21日(土)14時00分~16時00分 報告者:…

排除型社会とマイノリティー 現代文学はどう向き合っているのか(研究報告)

土曜日、韓国日本学会(@高麗大学、2017年2月18日、第94回国際学術大会)に行って参ります。 私の出番は日本文学分科2。 マイノリティーと文学・文化-ジェンダー・身體1武内佳代(日本大) 松浦理英子『犬身』におけるジェンダーの錯綜―クィア化される「ケアの…

「グローバル化の中の日本文化研究を考える」(基調講演)

2016年度台湾日本語文学国際学術研討会、2016年12月17日、台湾・輔仁大学、基調講演 (概要) 1.日本の大学をとりまく状況 2.日本の大学とグローバル化 3.グローバル化の中の日本文化研究――日本の政府系機関の取り組み 4.グローバル化の中の日本文化…

漱石作品 その〈死後の生〉 [講演]

京都漱石の會、第18回定例会、御所西京都平安ホテル、2016年11月13日 kyotososeki.at.webry.info[概要] 〈死後の生〉などと書くと、怪談やオカルトの話かと敬遠される向きもあるかもしれませんが、そうではありません。作品が発表された「後」のことを考え…

1945年以前の台湾における日本語書籍雑誌の流通――書店、組合、新聞社――

2015年度輔仁大学日本語文学科国際シンポジウム×「東アジアと同時代日本語文学フォーラム」台湾大会、輔仁大学(台湾)、2015年11月14日

内地-外地を結ぶ書物のネットワークと朝鮮半島の小売書店――日配時代を中心に

週末は翰林大学校(韓国・春川市)でのシンポジウムに出席し、研究報告してきます。 私のお題は「内地-外地を結ぶ書物のネットワークと朝鮮半島の小売書店――日配時代を中心に」であります。 他の発表も面白そうなのが並び、楽しみです。MERSも軍事的緊張も…

戦前外地の書物流通――取次を中心に――

研究報告をしました。20世紀メディア研究所 : 第92回研究会 日時 : 4月25日(土)午後2時30分-午後5時 場所 : 早稲田大学 早稲田キャンパス 3号館8階の808教室 日比 嘉高「戦前外地の書物流通――取次を中心に――」

「宴のあと」裁判の歴史的背景+論点「芸術性」をどう論じるか他

** 憲法判例×歴史研究会、2015年2月14日、慶應義塾大学 Ⅰ 整理―「宴のあと」裁判の歴史的背景 1. イエロージャーナリズムへの警戒感2. モデル小説に関わる文壇の状況3. 作家、批評家達の芸術性への信仰4. 敗戦後における人々の民主化への希望 Ⅱ 論点「芸術性…

Rethinking Circulation of Japanese-Language Books between Japan and its Oversea Territories before the World War II

ICC Research Unit “Japanese Literature in Motion” in Sophia University, January 23, 2015. [Abstract]Before the World War II, along with the expansion of the Japanese Empire, enormous amount of people, materials and information “migrated” f…

詩、スポーツ、メディア・イベント――1932年のロサンゼルス・オリンピックの場合

第2回東アジアと同時代日本語文学フォーラム、2014年10月25日、北京師範大学

移民・帝国・表象 1932年のロサンゼルス・オリンピックと田中英光「オリンポスの果実」

国際日本文化研究センター「新大陸の日系移民の歴史と文化」、2014年第3回研究集会、2014年10月12日、於 国際日本文化研究センター

基調講演「近現代日本文学をめぐる諸問題:私小説を中心に」ほか

XXIII ENCONTRO NACIONAL DE PROFESSORES UNIVERSITARIOS DE LINGUA, LITERATURA E CULTURA JAPONESA 第23回全伯日本語・日本文学・日本文化学会 X CONGRESSO INTERNACIONAL DE ESTUDOS JAPONESES NO BRASIL 第10回ブラジル日本研究学会 2014年9月11-12日(…

国際シンポジウム「都市の中の外国人」

(2014.1.24追記) 明日からです! Ustreamの中継はこちらから。 今週末、次の国際シンポジウムが開かれます。日曜日に登壇です。ご興味のある方は、ぜひお運び下さい。趣旨文などはこちらから。http://www.lit.nagoya-u.ac.jp/jacrc/topics20131212.html 国…

Narrating Identities in Translation: Levy Hideo and Contemporary Japanophone Writers

Workshop: "Self-Narratives in Japanese Studies – Literature and History," Dec. 6-7, 2012, Freie Universität Berlin. [要旨] この発表では、現代日本に住む、外国出身の日本語作家について検討する。リービ英雄や温又柔、シリン・ネザマフィなど何人…

シンポジウム「男性はどこから来て、どこへ行くのか?−−〈男性性〉の再検討」

(3/23追記)USTで中継することが決まりました。お時間のある方は覗いてみて下さい。 http://www.ustream.tv/channel/tokaikindai2012mar 近代文学会東海支部で下記の通り開催されます。逃げることができず、登壇することに・・・。私の準備はまだまだこれか…

外地への書物流通・序説――書店、取次、法制――

出版法制史研究会 第5回例会、2011年6月11日、中京大学 タイトルの通り、戦前の外地における日本書店の展開と、内地/外地を結んだ書物流通を考えるもの。これに法制史を交差させる。これを書いている現在(2011.6.10 17:15)、準備は終わっておらず。苦し…

翻訳者の無力な使命―シリン・ネザマフィ論―」

ワークショップ「文化の越境と翻訳Trans-Frontier Culture and Translation」於・名古屋大学ヨーロッパセンター(ドイツ・フライブルク) [概要] 現代日本の〈日本語文学〉を議論するための論点を整理した上で、翻訳/通訳、文芸の持つ再配置の力などを鍵…

洋上の渡米花嫁――有島武郎「或る女のグリンプス」――

有島武郎研究会 第48回大会、2010年12月4日、於 四日市市立博物館 要旨は以下: http://d.hatena.ne.jp/hibi2007/20101201#seeall

境域から読めること――日系アメリカ移民の日本語文学

国際シンポジウム「帝国日本の移動と東アジア植民地文学」(主催:高麗大学日本研究センター)、高麗大学、2010年10月7-8日 二日間にわたって行われた国際シンポジウム。敬称略で概略を紹介すれば、7日は鄭炳浩(高麗大学校、韓国)、劉春英(東北師範大学、…

アメリカへ渡る法――明治期の北米移民送出言説――

筑波大学総合文学領域 国際シンポジウム「帝国の学知と表象――朝鮮、台湾、北米――」,筑波大学,2009年2月21日 [要旨] 明治中期から後期にかけ、人々をアメリカへといざなった言説を分析した。この種の言説といえば、植民論・移民論や渡米案内書に注目が集…

北米移民地における日本書店――サンフランシスコの場合――

立命館大学国際言語文化研究所/日本人の国際移動所研究会 連続講座「国民国家と多文化社会」第18シリーズ「環太平洋における移動と労働」第3回「近代書籍流通:日本語の交差(日本・北米・南米)」,立命館大学 [要旨] 「本は流れる」と題した著作を書いた…

声の複製技術時代──スポーツ実況放送と活字メディア──

第一回公開ワークショップ「スポーツする文学」,立教大学 [要旨]スポーツ・ジャーナリズムは、ラジオの登場以降、既存メディアとの競合時代を迎える。このとき、松内則三など人気アナウンサーの〈声〉が、諸メディアの競合の焦点となった。ラジオ放送の録音…

檸檬の空間論

佛教大学総合研究所基礎研究「京都における日本近代文学の生成と展開」第十六回研究会,佛教大学

 Migrating People, Traveling Books

The Annual Meeting of the Association for Asian Studies, San Francisco, April 6-9, 2006 (日本語仮題「旅する人と本」) [要旨] Since the late 19th century the issei, or first generation Japanese Americans, produced a variety of materials …

 永井荷風『あめりか物語』は「日本文学」か?

2005年度日本近代文学会秋季大会,國學院大學,2005年10月23日(パネル発表。総題「〈移動する〉文学から何が見えるか── 北米日系移民の日本語文学と近代日本──」) [要旨] 永井荷風は1908年に帰朝し、その後没するまで日本で活動した。だがもし彼が帰国し…

 菊池寛「身投げ救助業」と琵琶湖疏水

佛教大学総合研究所基礎研究「京都における日本近代文学の生成と展開」第八回研究会(於 佛教大学)

 サンフランシスコの日本語空間──一世文学の成立基盤を考える──

マイグレーション研究会,大阪商業大学,2005年10月1日 [要旨] 移民地と〈内地〉日本の間の人・モノ・情報の流れを分析する一環として、一世文学成立の基盤となった移民地の日本語環境について考察した。とりわけ、今回はサンフランシスコの日本書店の登場…

 Issei Literature: The Japanese American Writings and its Socio-cultural Context

The 17th Congress of the International Comparative Literature Association, Hong Kong Polytechnic University (Hong Kong)香港理工大学, August 8-15, 2004 (日本語仮題「一世文学──日系アメリカ人の文学とその社会文化コンテクスト」) [学会発表要…

 四千浬外の自然主義──北米日系移民文学と近代日本文学──

筑波大学文化批評研究会 ワークショップ「越境と侵犯の軌跡――朝鮮・満州・北米の日本語文学・文化」,2005年3月17日,筑波大学