ごっこ遊び Deluxe
おままごととか、お店屋さんごっことか、だんだんと仮想的な遊びができるようになってきたのだが、最近面白いなと思うのは、自分自身が「なりきる」ようすが見られる事である。犬になって何か食べたり、クマになってベッドで眠ったりしている。
たぶん、遊び方としてはままごととかお医者さんごっこと大差は無いのだが、「とうくん犬/クマだよ」というように注釈を付けて遊んでいるので、他者の視線との整合性を調整しようとしているのかもしれない。
ちなみに、この手のごっこ遊びで最近一番笑ったのは、「ゴトーさんごっこ」(本人談)である。「ゴトーさん」というのは、私の友人でかつ最近業務上のお仕事のためにも家に来てもらっていた人なのだが、彼になりきる遊びである(笑)
「ゴトーさん」は仕事できた場合には和室の客間に通る人で、座布団が出てお茶が出る。で、仕事の書類が出て、なんだかいろいろ相談をする。それがトーゴには非日常で面白いらしい。
トーゴは、座布団を敷き、「ゴトーさん」になり、書類を出し、(自分で)お茶を出しお菓子を出す。僕に長机の反対側に座らせる。父「今日は何のお仕事ですか」、ト「大学です」、父「どんな鞄で持ってきたんですか」、ト「オレンジ色です」、父「何か飲まれますか」、ト「お茶持ってきます(自分で取りに行く)はいどうぞ」