日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

菅聡子さん急逝

なんにも書けない。だったら書かなければいいわけだが、沈黙のまま過ぎていって欲しくない気がして、書く。

菅さんと直接面識をもつようになったのは数年前からに過ぎず、親しくしてもらうようになったのは、この一年強、某学会の運営委員でご一緒になってからだ。

菅さんにCDをもらった。たしか最初の酒席で「冬のソナタ」の話をし、その後いつぞやなんとか言うマンガについてのうんちくを聞き、そして最近このCDの歌手について布教された。そういう菅さんが、私は好きであった。

CDのことについては、このブログでも「布教」の手伝いをしたので、覚えてくださっている方もいるかもしれない。未読の方は、よかったら読んでください。「姉御」というのが、菅さんです。
http://d.hatena.ne.jp/hibi2007/20100801/1280650191

研究者としての追悼は、また別の機会に別のやり方でできるように思うから、ここではここにふさわしいやり方で菅さんの早すぎる死を悼もうと思う。

彼女が好きだったAdam Lambertに歌を歌ってもらおう。"The Tracks of My Tears"という曲だ。別れてしまったかけがえのない恋人の喪失を嘆く歌だが、私はこの歌を今日、私たちが彼女をうしなった悼みの歌として聞きたい。(歌詞に興味がある方はこちらを参照) クリップは2分12秒です。よかったら皆さんも彼女に聞かせてあげてください。


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