日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

だれが「国民の安全」を守るのか (ポリタス)

ポリタス衆院選特集に寄稿した記事が、遅ればせながら掲載されました。

だれが「国民の安全」を守るのか(日比嘉高)|ポリタス 衆院選2017ーーそれでも選ぶとしたら

この夏、戦時下の出版統制のことを調べたり、NHKの戦争がらみのドキュメンタリを見たりしながら、考えたことを書いています。

人の命は平等ですが、死は平等にはやってきません。戦争で地獄を見るのは、いつも「周縁」の人々です。
そして忘れてならないのは、「アメリカの戦争」からみたら(あるいは他の「大国の戦争」から見たら)、日本自体が「周縁」に過ぎないということです。

だれが“この国に住む人”──それは「国民」だけじゃないですよね──の安全を守るのか。
考えるきっかけにして下されば、幸いです。シェア、歓迎です。