日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

お知らせ(研究報告)内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして――転移・国策・ネットワーク

以下の通り、日本出版学会関西部会での報告を予定しています。


日本出版学会2017年度第4回(通算第102回)関西部会のご案内
「内地/外地をまたぐ書籍流通史をめざして――転移・国策・ネットワーク」

日 時: 2017年10月21日(土)14時00分~16時00分
報告者: 日比嘉高名古屋大学大学院人文学研究科)
会 場: 奈良女子大学文学系S棟2階S227教室
        奈良県奈良市北魚屋西町
        http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/intro/access/map/index.html

交 通:近鉄奈良駅(1番出口)から徒歩約5分
     (新幹線利用の場合は,近鉄京都駅(JR京都駅に隣接)から近鉄奈良駅まで特急約35分,急行45分)   
会 費:無料
   *会員でない方の参加も大歓迎です。当日直接お越しください。
共 催:奈良女子大学日本アジア言語文化学会 

関西部会担当:湯浅俊彦 
連絡先 立命館大学 〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1 
    TEL: 075-466-3136 (研究室直通) FAX:075-465-8188(文学部事務室)


【開催概要】
 今回の報告では、第二次世界大戦以前における内地外地をまたいだ書物の流通ネットワークの歴史を考える。外地向けの取次といえば、大阪屋号書店が著名だが、内地外地を結ぶ書物流通を担ったのは同店だけではない。流通網の形成と史的展開を駆け足でたどりつつ、今回はとりわけ1930年代~40年代にかけて観察される、書物流通の仕組みの他地域への〈転移〉の問題を考えたい。


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