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日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

外地書店とリテラシーのゆくえ――第二次大戦前の組合史・書店史から考える――

『日本文学』第62巻第1号、pp.44-56

[要旨]
 この論文では、戦前の外地における日本語のリテラシーを、第二次大戦前に外地へ出店した書店の分析をつうじて考察する。具体期には、外地書店の同業者組織である外地の書籍雑誌商組合の歴史、そして外地書店が生まれ育つ際の典型的道筋の素描という二つの課題から外地書店の歴史に迫った。地域を横断して俯瞰的に展開を描出すると同時に、文化的な〈接触領域〉として、外地書店という空間を考えた。

付記
本研究の遂行にあたり、科学研究費補助金(平成24-26年度、若手研究(B)、課題番号24720091「戦前期における内地/外地を結ぶ書物流通の総合的研究」)を受けている。