日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

《座談会》一人称という方法

『文学』第9巻第5号、2008年9月、pp.2-31


 座談会デビュー・・・。安藤宏さんを司会に、猪狩友一さん、鈴木啓子さん、佐藤秀明さんとご一緒でした。
 いろいろ非常に勉強になりましたが、初経験だけにいろいろしんどかった。蛮勇をふるって出席した結果、個人的にえた教訓は──

  • 恥をかくかもと思っちゃだめなんだなぁ。
  • 人間、自分の発言をすべて記憶しているものではないんだなぁ。

 かくして恥をさらしているわけですが、特に二点目はびっくりした。文字起こし原稿を見て、目を疑うような暴言(=根拠なき断言)がなされているのを発見して、誰?と思ったら自分だった(T-T) むろんその発言は即刻全削除である。今回、最後にはある種の諦念に達して、発言はあんまり直さなかった(やりだすときりがなくなりそうだから)のですが、これはさすがになかったことにした。あとに影響がない発言でよかった。いや、そうじゃなくて、次の人がスルーしてくださったということだよなぁ。はぁ。
 が、「こんなこと言ったっけ」ということは、別の某氏も仰っていたので、まあよくあることなのかもしれん。・・・・・いいのか、その結論で・・・・