日比嘉高研究室

近況、研究の紹介、考えたこと

2004-02-25から1日間の記事一覧

漱石の「猫」の見たアメリカ──日系移民一世の日本語文学──

『〈翻訳〉の圏域』筑波大学文化批評研究会編集・発行、2004年2月、pp.227-243 [紹介] 本論文は、『吾輩の見たる亜米利加』(保坂帰一著、1913-4)というある日系移民が書いた小説を分析することを通じて、一世たちの日本語文学の位置・意味を考えることを…